みなさん こんにちは!
鷹匠店 鈴木でございます^ ^
昨日のブログで”生地の重さ”について少しコメントいたしました。
ただ、その中で少し伝わりづらい箇所があったかと思いますので、
今回はその補足的なブログです。
ブランドの生地サンプルを見ていると、
それぞれの生地にラベルが貼られています。
上の段から順に
「品番」
「ブランドの中のシリーズ名」
「素材の割合」
「目付け(めつけ)」
「ブランド名」
となりますが、この中の”目付”(=重さ)についてです。
だいたい240~300g前後の表記が多いのですが、
この重さは「横150cm×縦100cmの生地の重さ」を表しています。
そしてスーツを上下で1着作る場合、
横150cm×縦300cm前後の生地が必要になりますので、
例えば目付240gの表記があった場合、
スーツ1着で720g程度の重さになります。(240g×3m)
なので昨日ご紹介した目付360gの場合、
スーツ1着で1080g程度の重さです。(360g×3m)
かなり違いますよね
もちろん端切れが出ますし、芯材や裏地が入ったりしますので、
この数字通りにはなりませんが目安まで…。
ラベル付きの生地をご覧になる場合にはこんな感じの重さになっております。
参考までに↓
夏生地で目付220~230g
春生地で目付240~260g
秋生地で目付270~290g
冬生地で目付300g~
(目付×3m=スーツ1着の大体の重さ)でざっくり計算できます。
そんなところで、また次回!
本格的に寒くなってきましたので体には気を付けて、
今週もがんばっていきましょう