平素は格別の引き立てを賜り、誠にありがとうございます。
皆様こんにちは、越谷店のニホンギです。
本日は、鏡面磨きをされているお客様と、靴磨き及び革靴の話になる時がございます。
今回は
靴みがきについてです。 |
お洒落は足元から、靴を見ればどれだけ服に気を使っているか!
実は靴の状態を見られています。
ホテルやレストラン他では服や時計よりも靴が見られていますので、気を使いたいところです。
靴の状態を見られています。
たとえジョンロブやエドワードグリーンであっても、見た目のダミージや履いたシワや変色、傷は消えませんので著しく劣化していないか?チェックが必要です。
お取引先や社内では、仕事にも気遣いのできないダメな人と見た目で(メタビアンの法則)判断されがちです。
むしろジョンロブやエドワードグリーンでなくても深いシワのない新しいきれいな磨き上げられた靴のほうが人に与える印象が良く
今後靴を購入される際は、ご自身の足の特徴サイズに合う革靴をシューフィッターがいる信頼できる環境でのショップで良い靴を購入しましょう。
その後エイジングです。
カーフ素材で深いシワのない磨き上げたピカピカ光沢のあるエレガントな靴で気分を高めてみてはいかがでしょか。
やるやらないでは、違いが歴然としています。
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こちらでは
基本を踏まえ
=ビジネスで着るスーツをもっとカッコよく、周りの人より一歩先を行きたい方のためのブログです。=
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よくある
靴磨きの専門用語
について解説させていただきます。
1)shoeshineシューシャインとは?
靴磨きのことです。
2)high shineとは?
高い光沢
3)primerとは?
セメント製法の接着剤を使用する前に行う補助である下処理剤を意味します。
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使用する道具は?
今回は黒靴のみ、用意した道具はコチラです。
ブラシから
1)馬毛ブラシ
2)豚毛ブラシ
3)ペネトレィブラシ
4)山羊ブラシの4種類です。すべて使う用途が違います。
↓
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行程1
馬毛ブラシでほこりをとります。
ほこりがついていますと、靴に必要な油分や栄養分をほこりが吸ってしまうからです。
シューツリーを入れて、紐をはずします。
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行程2
汚れ落としローション
ローションをクロスにつけて靴全体の汚れを落とします。この作業がとても重要です。
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行程3
本来ですと、デリケートクリーム→乳化性クリームがセオリーですが、今回は靴が新品のため油性のクリームを使用します。
靴全体の光沢をだすには、こちらのサフィール・クレム1925がお勧めです。
アプライ(ペネトレィブラシ)を使用し靴全体につけていきます。
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行程4
豚毛ブラシ、今回は化繊の密度の高いプロブラシを使用し全体をブラッシングすると手品のようにピカピカになります。
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行程5
余分なクリームをクロスで拭き取ります。
しばらく時間をおきます。
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行程6
鏡面磨き(ハイシャイン)
革の表面は、見た目わかりにくいのですが凹凸があり、毛穴をワックスで埋めて層を作り鏡のように光らせます。
ワックスをクロスにつけてつま先とかかと(注意、はいてシワになる部分ではなく、つま先の先端とかかとの下の部分を面積は小さくがポイントです)に薄くつけていきます。当方は直接指につけて薄く伸ばします。この下地ベースが大事です。注意点はあつくつけないことです。
世の中、様々なワックスがあり、悩みますよね!
いろいろと試しましたが画像の商品が短時間で光ります。今回は無色を使います。乾燥するまで時間をおきます。
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行程7
いよいよ鏡面磨き
乾燥確認後テープ状のクロスを隙間なく指に巻き、水でかるく湿らせ、力を入れず靴に指を乗せる感じで円をえがくように伸ばしていきます。ガラス窓ふきをした際の丸い跡が残るようになれば、成功です。同じ工程を繰り返し、クロスが引っかからなくなれば終了です。慣れますとさらに短時間で終わります。
透明度を増すには、①ワックスをつけて、②湿らせたクロスで円をえがく、③光沢を確認、この工程を数回繰り返えします。何層も重ねて層を作ることで透明度が増します。
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行程8
仕上げに山羊ブラシでかるくブラッシング。
終了です。
忍耐が必要です。
慣れてきますと、ワクワクします。
※道具は、お持ちの靴の色の数分1番上の画像の道具セットがそれぞれ必要です。
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この15年の間に靴磨きを本業にしている方も増え、シューシャインコンテストも行われ、活性化されました。今のプロの方のテクニックはアートそのものです。
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革靴の鏡面磨きPart Ⅱです。 |
コロンブス(Boot Black)から2年ほど前に発売されましたハイシャインベース(下地用)成分は油性、ろう、油脂、有機溶剤、鏡面磨きは下地が命、その下地専用ワックスになります。
ハイシャインコート(仕上げ用)成分は乳化性、ろう、有機溶剤、色をかぶせるためのワックスです。
試さないとわからないので使ってみました。
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工程1
今回は1年履いた靴で実際に磨きます。
馬毛ブラシでホコリをとります。
ほこりがついていますと、靴に必要な油分や栄養分をほこりが吸ってしまうからです。
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工程2
汚れ落としローションをクロスにつけて汚れを落とします。
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工程3
コチラの靴にデリケートクリームで潤いを与え、豚毛ブラシをかけ、クロスで余分なクリームを拭き取ります。お靴の状態により乳化性クリームのBlack→豚毛ブラシをかけ、クロスで余分なクリームを拭き取ります。
ここまでが下準備です。
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工程4
いよいよ鏡面磨きです。
鏡面磨きの趣旨は?
革靴は、見た目分かり辛いですが表面が凹凸になっており、ワックスで埋めて、ぶつけても保護するためのコーティングと見た目の美しさを目的として行います。
ハイシャインベースをクロスにつけカウンターという硬い芯素材が入っている部分のトウやかかとにワックスでコーティングします。
薄く塗り終えると比較的すぐ白くなり乾燥してきます。左右終わりましたら通常のワックスと同様、指にクロスをしっかり巻き湿らせてから力を入れず軽く円をえがくように続けていきます。しばらくすると光沢が出ます。クロスの感触が引っかからなくなると終了です。
(はいてシワになる部分はひび割れの原因になりますので避けてください。)
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工程5
ハイシャインコートのブラックを上から薄くぬります。少し時間をおき、再度指にクロスをしっかりと巻き湿らせてから、軽く靴の上に乗せる感じで円をえがくように磨いていきます。クロスの感触が引っかからなくなると終了です。
仕上がりました。
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様々なワックスを購入し試してみましたが、慣れるまでもう少し時間がかかります。
時間短縮手軽さではKIWIと硬いサフィールのノワールミラーグロスは最高です。
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当方自信15年以上前は三越日本橋店内で職人さんに、ご無理を言って7足当日に仕上げていただいていました。その時のハイシャインの輝きには感動いたしました。同じようにはいきませんが、自分で磨くのもいいものです。
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今後もお役立ち情報、お客様の知りたい情報を中心に簡潔にわかりやすく所見ではなく事実を発信していきます。
越谷店のインスタもお時間ございましたら是非、ご覧いただけますと幸いでございます。
クラシックとトレンドの両輪、どちらもお気軽に越谷店へお待ちしています。
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