arc各店のイチオシ商品「尾州生地」。
今回は、そんな尾州生地の魅力を以下の3つに絞って、お伝えしていきます。
魅力① 「みんな大好き、たこ焼き」のような生地
魅力② ションヘル(SCHÖNHER)織機が生み出す絶妙なバランス
魅力③ 世界に誇る希少価値
<魅力① 「みんな大好き、たこ焼き」のような生地>
たこ焼きって、「外はカリッ!中はフワッ!」が定番ですよね。
スーツにおいて「外はカリッ!」にあたるのは、スーツを仕立てたときの「ハリとコシ」。
尾州生地で仕立てると、ハリ・コシが出ます。
そのため、生地がヘタレたり型崩れすることなく長持ちします。
一方、「中はフワッ!」にあたるのは、スーツの「着心地」。
尾州生地は、生地を織るときに空気を含ませて織っているため着心地が柔らかく、しなやか。
そのため、ハリ・コシがある生地に多い、体に馴染ませるまで時間がかかる…ということが
ありません。
(あー、たこ焼き食べたくなってきた)
<魅力② ションヘル(SCHÖNHER)織機が生み出す絶妙なバランス>
尾州生地の「ハリ・コシと柔らかさ」の絶妙なバランスを生み出すのは、ションヘル(SCHÖNHER)
と呼ばれる織機。
ションヘル織機とは約90年前から使われている織機で、現在では世界中で数台しか稼働していない
ビンテージ織機です。
そして、このションヘル織機のご機嫌を損ねないよう生地を織るのが、熟練の職人集団。
職人さんによると「織機それぞれにクセがあり、織機に職人の気持ちが通じないと
うまく動いてくれない」とのこと。
この職人さんがいるおかけで、尾州生地は今日まで途絶えることなく生み出されています。
(職人さん、ありがとう!頭が下がる思いです)
<魅力③ 世界に誇る希少価値>
現代の織機は1日150~200m織れるのに対し、ションヘル織機は1日15m程しか織れないことから
生地は数量限定となり、職人技であるが故、中には一点物の生地も存在します。
そのため、希少価値が高くなり、品質も良いことから世界中のファッションバイヤーより
注目を浴びています。
(シャネル・エルメス・ディオールなど、世界的ブランドにも生地を提供)
また、職人さんの高齢化による技術伝承が課題のため、上質な尾州生地は、
「今後さらに希少価値が高まっていく」と言われています。
(世界に向けて、日本の素晴らしさをジャンジャン発信していきたいですね)
以上3つが、尾州生地の魅力についての紹介になります。
数に限りがあるため売り切れて今後入荷予定が無い生地もありますが、まだ尾州生地をご存じない方、
名前は耳にしたことあってもスーツは着たことがない方。
試しに尾州生地のオーダースーツ相場価格をご確認の上、お近くのarc各店にて生地をご覧に
なってください。
尾州生地 スーツ2着 ¥87,780(税込)~
(1着でもご購入できますが、2着の方がお得です。詳細は店舗スタッフまで)