平素は格別の引き立てを賜り、誠にありがとうございます。
こんにちは、ニホンギです。
最近は梅雨と思うぐらい雨が多く、寒暖の差が激しい日々が続いています。皆様いかがお過ごしでしょうか?
本日は接客の際、クラシックかコンテンポラリーかでお好みが分かれますスーツ上着のボタン数についてです。
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いざご注文の際、スーツのボタン数、前ボタン袖ボタン共に何個にしようか悩みますよね!
お客様から何個が良いんですか?
と、ご質問を受けたときにお答えするときは、お立場や環境をお伺いのうえ、クラシック派かトレンドでかをお伺いし、的確にアドバイスさせていただいています。
例えば
シャツなどもレギュラーカラーはさすがに古めかしく
3つボタンスーツも古めかしいです。
今回はスーツの上着ボタンの数の違いついて解説させていただきます。
スーツの原型といわれる軍服5ツボタン、英国の貴族は1800年中期頃までフロックコートとテールコート(燕尾服)を日常で着ていました。その後貴族が丈の短い現在のスーツ(ラウンジスーツくつろぐための服)を着るようになり現在に至ります。
1800年代の写真や絵画を見ると、もともとは、シングル5個ボタンや4個ボタンのVゾーンの浅い上衣が当時好まれエレガントであったようです。
現代では、シングル1個ボタンはタキシード、ビジネスでは2個ボタン或いは現在の主流は3個ボタン段返りです。4~5個ボタンはカジュアルな印象となります。
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続いて袖ボタンの数です。
袖釦の数は2つの説がございます。
1つめは
連帯説
あの有名な赤い服を着たバッキンガム宮殿の衛兵は英国陸軍近衛師5つの軍隊に分かれています。
グレナディアガーズ→袖ボタン1個
コールドストリームガーズ→2個
スコッツガーズ→3個
アイリッシュガーズ→4個
ウェルシュガーズ→5個と軍隊ごとに違います。
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2つめが
3個から5個は、出身地の各地方を表す説です。
スコットランドが3個
イングランドが4個
ウェールズが5個
その他
アメリカントラッドが2個
1個ボタン(中サイズボタン使用)レディースのスーツやカジュアルジャケットに見られます。
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袖ボタンの起源とは?
ナポレオンの時代のロシア遠征で、兵士があまりの寒さに、鼻水を軍服の袖口でふくのを見かねて、袖口にボタンをつけたことが始まりと言われています。
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2024年スーツのボタン色や質感を選ぶポイントとは?
現在ではスーツやジャケット生地の色柄や季節等に合わせてボタンの素材やお色をお考えいただくとよろしいかと思います。
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※ボタンの起源とは?
古代ギリシャ身体をまとう布や皮革を動物の骨や植物でとめた。
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男性と女性のボタン前合わせの違い
13~14世紀頃上流階級の方のみ釦のついた洋服がきられるようになりました。
右利きが多いため、右にボタンがある方が便利
一方
女性は、召使に着せてもらったため逆になったと語られています。
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