こんにちは。高崎店平澤です
早速ですが今年の夏にこんな生地の紹介ブログをUPしました。⇩⇩⇩
このブログで紹介したデルフィノの『ソラーロ』という生地。
太陽光を受ける角度によって様々な表情を見せる非常に美しい生地です。
世界中のオシャレ紳士たちがこぞって仕立てるこちらの生地ですが、、、
なんと私平澤の結婚式衣装に選ばれました!!!
この上ない私事で大変恐縮ではございますが、多くの方の支えで素晴らしい式になり、
「おめでとうございます」とお声をかけてくださったお客様もいらっしゃいました。
皆様にこの場を借りて厚く御礼申し上げます。ありがとうございました。m(_ _)m
さて本日ですが、その『ソラーロ』の魅力についてお話しさせていただければと思います。
ソラ―ロとは元来、赤道直下の暑い国で愛されてきた
“ 紫外線から肌を守る ” ことに特化した生地です。
表(経糸)は紫外線を反射する明るい色、裏(緯糸)は肌を守る暗い色の2色で織られています。
表 裏
その2色の織り方と持ち前の艶により、
太陽光を浴びると生地が生きているかのように色彩が変化します。
写真だけだとその魅力がなかなか上手く伝わらないので、実際に見て触っていただきたい生地です。
写真と実物のギャップに驚く生地No.1かもしれません。
仕事モードにタイドアップするとこんな感じ。⇩⇩⇩
高崎の強い西日をしなやかに受け止め、ソラ―ロ特有の表情が出ています。
仕立てたものを実際に着て日光を浴びると、ソラ―ロの上品な存在感に圧倒されます。
誇張なしで大感動です。
ビジネス用としては少々難しいかとは思いますが、
職場の服装の自由度が高い方、プライベートでスーツを着られる方、
成人式のスーツ(目立ちたい方)にぜひ着ていただきたい一着です。
それから私の様に結婚式の衣装としてもオススメです
衣装のレンタル代って結構高いので、思い切って作っちゃうのも1つの手です。
本来ソラ―ロは日差しの強い夏に着るスーツですが、
最近の夏は特別暑いですし、これからの季節に着るのも個人的にはアリです。
夏生地を寒い季節に着用するのは一見矛盾の様に感じますが、
総合的なスタイリングの季節感が合っていて、
気温や着用感などの様々な観点で着心地が快適であれば問題ないと思います。
ただこの矛盾を楽しむということは難易度が高く感じますが、
この難易度も含めてファッションを楽しみたいと思います
ベージュや茶の“アースカラー”には暖かみがあり、これからの季節感にもピッタリですし、
「この矛盾を楽しんで!」と言わんばかりに、
イタリアのカノニコからは目付370gの秋冬ソラ―ロも出ています。
カノニコ秋冬ソラ―ロ生地 税込¥71,500
スーツって趣があって、深くて、考えれば考えるほど沼にハマる洋服です。
今冬もズブズブにハマっていこうと思います
これから徐々に秋めいてきて、待ち望んだオシャレが楽しい季節です。
上品で華やかで伝統的なソラ―ロ、ぜひご検討くださいませ。
それでは、また