お久しぶりです!
草薙店の鈴木でございます。
2月ですね。寒いですね。
前回の12月のブログで「ダウン着るのは何かに負けた気がして買ったことがない」みたいな話を
書いていましたが、ブログ書いた翌日に買いました 笑
10代~20代前半には似合わなかったダウンなのですが、
29という年齢になってようやく似合うようになってきたのでは…と試着してみたら、大当たり。
今回買ったのは「ピレネックス」の”アヌシー”というダウンジャケット。
「マスターピースが似合うようになっていく年齢の重ね方」が”大人になる”ということなのかもしれませんね。
そんな自慢話はさておき 笑
今回ご紹介したいのは弊社の「新潟県長岡工場」についてです
今年の秋から本格的に始動して早や半年、見学に行くことができました!
今回のブログではどんな場所で、どんな人がアークのスーツを作っているのかをご紹介できればと思います。
静岡から片道3時間。
静岡~東京~長岡という道のり、やっぱり景色が全然違いますね…
(新幹線の中から。蔵王の風景)
長岡に到着です。
長岡では「長靴必須」と聞いていましたが…
初めての雪国には圧倒されるばかり
また町並みなどは次回以降にご紹介するとして。
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スーツを作る工程を大まかに分けると3つ。
1.裁断 2.縫製 3.プレスに分けられますが、
今回はまず「裁断」までを見ていきましょう
各店で注文を受けると、生地を切り出すところからスタートです。
ちなみに、1着分で320㎝×150㎝ほどの広さの生地が必要になります。
ここで切り出した320㎝の生地はスーツのパーツごとに切り分けられていくわけなのですが、
もちろんその方の体型によって袖の長さも、パンツ丈の長さも、幅の広さも違います。
そこでパソコン上での「設計図作り」が必須です。
工場というとミシンがいっぱいあって、職人さんが縫い合わせて…
というイメージも強いのですが、なにより時間がかかって、大変なのがこの「型紙作り」。
1日中パソコンに向き合い、寸法と格闘しているこの方たちも紛れもなく「職人さん」です。
そんな型紙作りを終えると、生地は”自動裁断機”に移っていきます。
パソコンで入力した設計図通りに機械が精密にカットしていきます。
「1着を3分」という早業。
と思っていたら、その隣では手作業で裁断している生地も‥‥。
チェック柄の生地は色々なところで「柄合わせ」が必要なため、型紙~裁断に関しても完全な手仕事になります。
裁断だけで1着2時間かかるそうです。単純計算、自動裁断の80倍以上の時間をかけています。
皆さま、チェック柄の生地をご注文の際は納期に余裕をもって頂けると助かります(笑)
そんなこんなで切り分けられた生地は
パーツごとに「縫製」の段階を待ちます。
というところで、今回はここまで。
次回に続きます