カジュアル化が進む昨今のビジネスファッション ブラックスーツ リュック スニーカー それあり?目的が違う!懐古主義?コンサルタントとは?徹底解説 これを読めば解決!2024

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平素は格別の引き立てを賜り、誠にありがとうございます。

皆様こんにちは、ニホンギです。

 

本日は、カジュアル化が進む昨今のビジネスファッション

それ

あり?なし?

について解説させていただきます。

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ありがたいことに二世帯ファミリーでご来店いただく機会がございます。

会話の中で、お父様が仕事で着るスーツは昔から紺とグレーだよねと仰られたときは大変安心します。

いつの時代もスーツの着こなしには原理原則があります。

スーツを着るルールを知ることからオーソドックスタイルのなかに自分らしさというスタイルを組み込むことが自分らしさではないでしょうか。

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自分磨きにイメージコンサルタントを利用してみては!

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正しい知識を身につけたい方はイメージコンサルタントもお勧めです。

イメージコンサルタントとは?

・職業にふさわしい服装ファッション、ヘアー、メイクアップ、カラーコーディネートの各スタイル

・所作

表情、姿勢、立ち振る舞い、歩き方、話し方、マナーを総合的に最適なパーソナルブランディング、コンサルティングをするプロの資格を持つ方々を指します。

・外面を磨くことで、内面までも磨かれるというアメリカのコミュニケーションノウハウから発祥し、メンタル強化など総合的な目標に合わせてサポートをする職業です。

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日本のスーツ文化とは?

もともとスーツは仮縫いつきフルオーダーしかなく職人が1着のスーツをハンドメイドで1か月かけて仕立て、とても高価でした。1着仕立てる価格はビジネスマンの1か月の給料であったようです。

戦後オートメーション化が進み、既製品が大量生産され、誰もがスーツを着れる時代が訪れました。

西洋の文化であるスーツを日本人が着るようになったのは今から100年ほど前、それまでは着物を着ていたようです。

急激に西洋の文化をとり入れましたが、本来のマナーやルールが浸透しないまま独自の進化を遂げたのも日本です。

したがってヨーロッパの方から見て違和感を感じる部分もあるのも事実です。

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外見は企業イメージに直結といっても過言ではありません。正しい国際的なルール、マナ―、知識を身につけることが必要です。

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人は出会ってから、はじめの3~5秒で相手への第一印象が決まると言われています。視覚情報が55%(メラビアンの法則)

メラビアンの法則とは?

1971年に心理学者のアルメニア系アメリカ人アルバート・メラビアンが提唱しました。具体的には、話の内容等の言語情報(Verbal)が7%、口調等の聴覚情報(Vocal)が38%、見た目の視覚情報(Visual)が55%人に与える心理学の法則です。7-38-55のルールまたは3Vの法則ともいいます。

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懐古主義とは?

昔のことを懐かしみ、現在より過去を良い時代だったと主張する方

懐古趣味とは?

アンティーク収集など

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着用する目的が違うのでは?

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1)仕事にブラックスーツ???

仕事に黒のスーツあり?

欧米ではNGです。

着用する目的が違います。

西洋の文化であるスーツの着こなしにはドレスコードとTPOに応じてマナー、ルールがあり、改めてご確認する必要がございます。

欧米との取引ビジネスが当たり前の現在、信頼・信用を獲得するには、この人に任せても大丈夫?と第一印象の見た目の身なり服装が重要です。

信頼を獲得するための外見を手に入れましょう。

グローバル(世界的規模)、欧米では現在過去ともにビジネスでは黒を着る文化、習慣はございません

日本では?

かつて日本は着物の文化でした。

また、本来日本では冠婚葬祭を連想し、仕事では華美となります。

黑スーツ色の心理効果は?

暗黒、不安、恐怖、絶望、孤独、威圧感、死、威厳、重圧感

欧米では不吉、失望、陰険、悲哀、不名誉

また国により裏社会や闇社会を象徴する色をイメージするなどビジネスにおいては不安感を与えるお色となります。

誤情報に注意が必要です。

人々の手本になるスーツ姿とは政治家の方のスーツ姿が(個人の好き嫌いを別として)国際的な観点からも模範といえます。

外交の方のスーツを見てもネイビー、一部グレーではないでしょうか。

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2)リュック/バックパック

令和は合理的にビジネスにリュックもあたりまえ!

令和はリュックはあたりまえ!!

2020年前後のある統計によると全体の40%前後リュックの方がいらっしゃるというデータが、今後数年で更に需要が高まり成長すると予測されているようです。

リモートワーク他、今後の動向としてデザインは快適性重視、多機能、セキュリティ強化の機能など、昨今は急増した旅行などにより市場の拡大が見込まれると予想されます。

ビジネスで急増したバックパックその理由はマンネリですが、歩きスマホの際両手が開くから、しかし昔も手には日経新聞、マンガ本とスマホより大きい物を電車でお読みの方が多数いらっしゃいました。

当方もレザーのスクエアタイプを持っています。しかし最近は背負わなくなりました。理由は利便性ではなく、せっかく体に合うオーダースーツを着ているのだからルックスをとりたいからです。

※スポーツやアウトドアメーカーの化学繊維リュックがNGの理由は、スーツ用に開発された商品ではなく出自、使用する目的が違います。

スーツのお色や素材を考慮

喪服を含め黒無地、紺無地やグレー無地のフォーマル度が高いスーツ、そしてクールビズでの喪服のような黒無地、紺無地、グレー無地等のフォーマル度の高いお色であるスラックスにはリュックは不向きです。

あくまでもリュックはカジュアル化した装いですので、春夏ではカジュアルなコットンや麻素材或いはチェック柄のスーツ、冬はツイードやフランネルなどのジャケパンに良く合います。

きちんとした場所に着るきちんとした服がスーツではないでしょうか?

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ここで人気の

リュック(タイプ別)について深堀りしていきましょう。

1)rucksackリュックサック(ルックザック)はドイツ語です。ruckとは背負うを意味し、sackとは袋、背中袋を意味します。

2)backpackバックパックは1950年代アメリカのカリフォルニアにてKelty社のディック・ケルティが考案した旅行を目的とした背負う大型バッグの総称です。

3)day packデイパックは1 Day、気軽な日帰り旅行やハイキング用として誕生。その後アメリカの学生が学生鞄として愛用。カジュアルな装いに適した普段使いの小型軽量バッグの総称です。

3つとも共通しているのは背負うバッグを指します。

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リュックの注意点

スーツはリュックを背負うことを想定して作っていないため、摩擦の熱により毛玉になり、スーツ生地が薄くなり、やがて穴が開いてきます。スーツ上下共に傷みます。(こういった症状によるお客様のご相談が多数ございますので再度見直しが必要です。)スーツが短期間で傷み型崩れ最終的に廃棄の原因となります。(また営業で取引先の会社様にリュックを持っていけません。)

スーツにスポーツブランドやアウトドアブランドのナイロンリュック、大型のバックパック、デイパックはあり?

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スポーツブランドやアウトドアブランドのナイロンリュックは、もともと仕事用に作られた商品ではなく、出自がアウトドアや登山、スポーツ用を目的として発売されている商品であり持つ目的が違います。

スマートな印象を損なわないようにするには、スーツに背負う目的として開発された商品、例えばTUMIのリュックを推奨します。ご購入の際スーツにダメージを負わないかご確認ください。

自転車もNG

自転車も同じく自転車に乗るために作られていないのがスーツです。早期に股に穴が開き著しく消耗します

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3)スニーカー

令和は合理的にビジネスにスニーカーもあたりまえ!

しかしまだまだアパレルの世界です。

スーツにスポーツブランドスニーカーはあり?

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こちらも仕事用に作られた商品ではなく、はく目的が違います。

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4)夏に総裏
関東は気温35度越え40度近い気温が約5か月続きます。天災ともいえる尋常ではない猛暑。
夏でもジャケットを着なければならない会社もあります。

関東はヨーロッパと違い高温多湿、現実インバウンド、アフリカの旅行者は日本の夏は暑いと言います。

本来上着は総裏であるべきと教えられてきましたが、近年天災ともいえる尋常ではない猛暑が年々更新され続け、他国とはあまりにも環境が違い過ぎます。

よく“英国では”と表現しますが実際ロンドンの着こなしが“こうだから”とではなく、ロンドンのように北海道より北を位置する国の着こなしを語るのではなく、今後関東の夏はハワイや暖かい国のビジネスファッションを参考にしても良いのではないでしょか

実際、半袖短パンでも暑い関東の夏に総裏を推奨することは酷、まさに懐古主義といえます。当方自身昭和の時代からアパレルに携わり日本国内既製品は背抜きがあたりまえ、それに賛同します。合理的とはこのようなことではないでしょうか?

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5)夏にオックスフォード素材のボタンダウンシャツ

クールビスでは当初ボタンダウンが圧倒的な人気でしたが、ビジネスにおいてはカジュアル過ぎ、理由はボタンダウンとは、もともとポロ競技の際に馬に乗り風で襟がバタバタしないように襟の先にボタンをつけました。

どちらかというと学生や綿パン等に合わせるカジュアルに着ることを目的としたシャツです。
アメリカントラッドではボタンダウンの定番素材であるオックスフォード素材が定番ですが、簡潔にご説明すると糸を2本づつタテとヨコで平織りで織られ見るからに厚手で結果経験上、夏のクールビズでは暑く向きません。
オックスフォードを否定するわけではなく、わざわざ35度超えの夏に厚手の生地を着なくても、着る時季が違うということです。

麻のスーツやジャケットも着用された方は仰ることなのですが、意外と暑いです。理由は型崩れ防止のため、コットンも同じなのですが厚手が推奨されます。それが原因です。

夏季に着る服はサマーウール薄手が一番です。

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6)プレーントウ

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革靴プレーントウは、仕事とフォーマル対応の内羽根を選びましょう。
よくある外羽根はブーツから派生したカジュアルな靴ですのでフォーマルには不向きです。ジャケパン向きです。

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7)ローファー

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アメリカントラッド好きな方はローファー好き。本来ローファーはビジネスには不向きでした。1950年代から60年代にかけてスーツにローファーを合わせたのはアメリカのみ、日本では60年代にアイビーが流行、現在では黒のローファーイコール学生のシューズを連想。しかしクールビズやカジュアル化した近年ローファーは夏のカジュアルな装いに適したシューズとして人気です。

日本人以外でローファーを履くヨーロッパ特にイタリア人はブラウンと白のコンビやグリーンのレザーなど、まるで印象が違います。爬虫類革やコードバンなどのエレガントなローファーも存在します。

loaferローファーは怠け者という意味です。またWildsmith LoaferやHarrowと呼ばれ、英国貴族のカントリー調の室内履きから派生したローファー

現在過去共にローファーは冠婚葬祭フォーマルなシーンではNGです。ご注意‼

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カジュアル化した現在のシューズローファー

ローファー(タイプ別)で深堀りしていきましょう。

一言でローファーといっても種類も豊富です。

1)ペニーローファー=コインローファーとは?
(アイビー)1950年代アメリカの学生が1セントコインを甲の切れ込みに差すことが流行

2)タッセルローファーとは?

サドルに房飾りタッセルがついたローファー(米俳優Paul Lukeがオールデンへオーダー、1948年オールデンが元祖)

3)ビットローファーとは?

(1966年グッチが元祖)エレガントなビットローファーはカジュアル、スーツにも履かれ、1970年代から80年代にかけて米のウォールストリートにて流行しました。

4)ツイストローファーとは?

甲装飾部分がツイスト(ねじれた)したデザイン。

5)バタフライローファーとは?

上から見ると甲の装飾が蝶の羽根のように見えることからこのように呼ばれます。エドワードグリーンやクロケット&ジョーンズ参照。

6)リボンローファーとは?

甲部分にリボンが装飾されたローファーです。

7)番外編としてスリップ・オンなど種類も様々

混同しがちですがモカシンとはアメリカ原住民が履いていた中底のないシューズを指します。

2024年の春夏のトレンドは装飾のないスリップ・オンに注目‼

8)スーツに長いハンドルのトートバッグの肩がけ

1990年代からラグジュアリーブランドの影響で流行り2010年頃のある統計によると、トートバッグを持つ方が一番多いというデータがございました。(2020年代現在のナンバー1はリュックです)

時代はジェンダー

しかし

ファションの中心イタリアほかヨーロッパでは過去現在ともに男性が長いハンドルのトートバッグを持ち肩掛けする習慣や文化はなく、女性が肩がけするバッグと紹介されます。

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まとめ

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仕事にそれ

あり?

なし?

令和は合理的にビジネスにリュックやスニーカーもあたりまえ!

2020年以降世界的にカジュアル化しています。ビジネスファッションは常に合理的に進化して当然です。

当方も使用頻度は少ないのですが革のスクエアリュック黒とブラウン、ネイビー、ジョンロブの革スニーカーを所有しています。

服の文化も時代と共に変革。社会生活や一般科学の進歩、スマホ社会、様々な発展を遂げ実用性を兼ねての結果です。

しかし、スーツに出自が異なるスポーツブランドやアウトドアブランドのナイロンリュックそしてリュックの外網ポケットにはペットボトルが見え、さらにスポーツブランドのスニーカーが良いか否かは

それらを販売する方にお伺いするのではなく

取引様や職場のお若い女性にジャッジして頂くのも良いのでは?

形だけスーツといった商品も存在致します、本来ちゃんとした場所に行くためのちゃんとした服がスーツではないでしょうか?

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ビジネススーツ、クラシックスタイルと言っても現在の芯の薄い仕立、サイズ感、素材、21世紀のフィルターを通した仕立てですので昔のスタイルがそのまま来ている訳ではございません。

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外見は企業イメージに直結といっても過言ではありません。相手に失礼のない正しい国際的なルール、マナ―、秩序、知識を身につけることが必要です。

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いつの時代もスーツの着こなしには原理原則があります。

スーツを着るルールを知ることからオーソドックスタイルのなかに自分らしさというスタイルを組み込むことが自分らしさではないでしょうか。

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